中古車陸送費の相場一覧!距離別の料金と安くする極意

中古車陸送費の相場一覧!距離別の料金と安くする極意

遠方の中古車購入や引っ越しで発生する「陸送費(車両輸送費)」の最新相場と、費用を劇的に安く抑える極意をプロが解説します。陸送費とは、車両を積載車やフェリーで目的地まで運ぶ際にかかる費用のことです。距離や車種、時期で激変するため、目安を知らないと予算オーバーの恐れがあります。

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中古車陸送費の基本相場

中古車陸送費の基本相場

中古車の陸送費は「距離・車種・輸送方法」の3要素で大きく変動します。陸送費とは、車を目的地まで輸送する際にかかる費用のことです。基本相場は数万円〜十数万円ですが条件次第で上下するため、まずは料金の仕組みと距離別の基本相場感を把握しましょう。


距離別の陸送費の目安

陸送費を最も左右するのが移動距離です。同一県内(50km圏内)なら約8,000円〜20,000円、100km前後で15,000円〜30,000円が相場です。東京〜名古屋(約350km)や東京〜大阪(約500km)の中距離では約30,000円〜70,000円、東京〜福岡(約1,000km)の長距離では約80,000円〜150,000円程度に達します。


車種による料金の違いとキャリアカー費用

距離が同じでも、車のサイズや重量で料金は変わります。軽自動車やセダンは標準のキャリアカー費用ですが、大型SUVやミニバン、輸入車は積載スペースを占有するため1.2〜1.5倍の割増料金が一般的です。ローダウン車や不動車も特殊機材や人手が必要なため追加料金が発生します。


陸送会社の料金体系

多くの陸送会社は「基本料金(距離+車種)」に「オプション料金」を加算します。基本料金には拠点間の輸送費が含まれますが、自宅まで届ける「自宅納車」や、不動車を巻き上げる「特殊作業」は別料金です。見積もり比較時は、提示額にどこまでの作業が含まれるか確認が必要です。

【距離別】陸送料金相場一覧

【距離別】陸送料金相場一覧

陸送料金一覧を確認する際は車種クラスと距離の掛け算で目安を掴むことが重要です。陸送料金一覧とは、距離や車両サイズに応じた標準費用をまとめた表のことです。金額は条件で前後するため、積載車での輸送を想定した最新の料金目安を紹介します。


距離・車種別の陸送料金一覧表

以下のデータは、通常の混載便を利用した場合の標準的な車輸送費の相場一覧です。中古車購入時は、車両本体価格だけでなく「陸送費込み総額」で比較することが重要です。


【混載便による陸送料金相場一覧】

輸送距離 軽自動車・コンパクトカー SUV・ミニバン・大型車
近距離(〜100km) 10,000円 〜 30,000円 20,000円 〜 40,000円
中距離(300km前後) 30,000円 〜 50,000円 40,000円 〜 70,000円
長距離(500km前後) 40,000円 〜 70,000円 60,000円 〜 90,000円
超長距離(1,000km級) 80,000円 〜 150,000円 100,000円 〜 180,000円

主要都市間移動の具体的な金額目安

実際の都市間移動では、東京〜名古屋間で約35,000円〜55,000円、東京〜大阪間で約40,000円〜70,000円が目安です。この距離では、複数の車を一度に運ぶ大型キャリアカーを使い、中継拠点で積み替えながら配送するルートを組むため、ルート外のエリアでは追加費用が発生することもあります。


北海道・沖縄など離島への輸送料金

本州から北海道や沖縄、離島へ海を渡る場合は100,000円〜200,000円以上と非常に高額になります。東京〜札幌間で約110,000円〜140,000円、東京〜沖縄間で約150,000円〜200,000円が目安です。フェリーの航路利用料や港湾手続きの手間、天候による遅延リスクも加算されます。

陸送費が高くなる要因と注意点

陸送費が高くなる要因と注意点

「中古車の陸送費が高い」と感じる場合は、繁忙期・長距離輸送・大型車の3要素が重なっているケースが多くあります。陸送費が高くなる要因とは割増料金や追加オプションが発生する特定条件のことです。高額な追加料金を回避するための注意点を解説します。


繁忙期による料金の高騰

引越しや新生活準備が集中する「3月〜4月」は陸送業界の最大の繁忙期です。トラックやドライバーが慢性的に不足するため、通常期の1.5倍〜2倍近くまで料金が値上がりすることがあります。お盆や年末年始、GW前後も需要が集中するため、安く抑えるなら5〜6月や10〜11月の通常期を狙いましょう。


不動車や改造車の割増料金

自走できない不動車(エンジン不動、バッテリー上がり、事故車など)は、キャリアカーに自走で載せられないためクレーン車やウィンチ付き特殊車両の手配が必要となり、数万円の特殊作業料が上乗せされます。車高の低いローダウン車も専用トラックが必要なため、事前申告が必須です。


日時指定便やチャーター便の利用

「平日の夜間指定」や「特定の日時指定」、1台のみを運ぶ「チャーター便」を依頼すると費用は大幅に高くなります。陸送会社は複数車を同一ルートで運ぶことで低価格を実現しているため、個別対応はスタッフとトラックの長時間拘束につながり、高額な費用が請求されます。

中古車の陸送費を安くする方法

中古車の陸送費を安くする方法

陸送費を抑えるには「業者側の手間や人件費を削減できるプラン」を選ぶことが最大の近道です。車輸送安くする方法とは、陸送会社のシステムを賢く利用し割引を引き出すテクニックのことです。遠方納車でも出費を大幅に安く抑えるコツを紹介します。


デポ渡し・デポ引取りの利用

デポとは、陸送会社が車両を一時保管・積み替えする中継拠点のことです。陸送費を安くする有力な方法が、この拠点を利用する「デポ渡し」「デポ引取り」です。自宅までの往復を省き、自分でデポまで持ち込み・引き取りを行うことで、総額から10,000円〜30,000円近く安くなります。


混載便の活用

混載便とは、複数の車を1台のキャリアカーでまとめて運ぶ輸送方法です。主要ルートを巡回するトラックに相乗りさせるため、到着日時の自由度は下がり日数もかかりますが、1台あたりの人件費や燃料費を大幅に抑えられるため、チャーター便に比べて圧倒的に安い費用で輸送可能です。


一括見積もりでの比較とスケジュール緩和

陸送会社によって得意エリアや運行ルートが異なるため、同じ条件でも見積もり額に大きな差が出ます。そのため複数社からの相見積もりが重要です。また、配送希望日を絞らず「業者の都合が良い日時で構わない」とスケジュールに猶予を持たせることで、混載便の空き枠割引を狙えます

自分で運転して運ぶ「自走」とのコスト比較

自分で運転して運ぶ「自走」とのコスト比較

300kmを超える中長距離におよぶ場合は、自走の実費とリスクを考慮するとプロに依頼した方が賢明です。自走とは、業者に依頼せずオーナー自身が直接運転して移動させる方法です。費用ゼロに見えますが、見落としがちな実費やリスクとの比較が必要です。


見落としがちな自走の実費コスト

自走はタダではなく、現地への片道交通費、帰路の高速道路代(ETC)、ガソリン代などの実費が発生します。特にガソリン代は車種や燃費、渋滞状況で変わり、大型SUVやミニバン、ハイオク車なら長距離で1万円超えも普通です。東京〜大阪間でも総額30,000円〜40,000円前後の実費が必要です。


労力と時間および事故のリスク

自走の大きなデメリットは、肉体的労力と拘束時間、そして事故リスクです。慣れない長距離運転や購入直後の車での移動は、想像以上の疲労を伴います。万が一、道中で居眠り運転や事故、故障トラブルに見舞われた場合、多額の修理費やレッカー代が自己負担となり、安く抑える努力が水の泡になります。


総合的な判断基準と乗り換えの検討

100km圏内の近距離なら自走のメリットはありますが、長距離なら保険や補償が完備されたプロに一任した方が安全かつ高コスパです。中古車購入時は、陸送費を含めた「乗り換え総額」で比較することが重要です。現在の愛車を高く売却できれば、遠方輸送費の負担を抑えられる可能性もあります。まずは無料査定で現在の買取相場を確認してみましょう。

中古車陸送費のよくある質問


Q. 陸送費は誰が払う?
A. 通常は遠方の中古車を購入した買主が負担します。引っ越しも依頼主負担です。ただし、販売店がキャンペーン等で無料・半額にするケースもあるため、見積書の「陸送費込み」の表記や内訳を事前にしっかり確認することが大切です。



Q. 陸送費込みの中古車価格とは?
A. 車両価格や諸費用とは別に、取り寄せ費用が支払総額にあらかじめ含まれている状態です。お得に見えますが、内訳のキャリアカー費用が不透明な場合もあります。総額明細を必ずチェックし、近場で購入する場合とどちらが本当に安いか比較しましょう。



Q. 陸送中に車が傷ついたら?
A. 多くの陸送会社では輸送保険を用意していますが、補償範囲は会社ごとに異なります。輸送中の傷は保険の範囲内で補償されるのが一般的ですが、微細な飛び石傷や経年劣化による故障は対象外となるケースもあるため、引き渡し時と到着時に必ず状態を確認しましょう。



Q. 一番安い輸送方法は?
A. 「デポ引取り」と「混載便」の組み合わせが最も安くなりやすい傾向があります。陸送会社の主要ルート(混載便)に予定を合わせ、自宅配送を断って中継拠点(デポ)まで自分で取りに行くことで、ドア・ツー・ドア配送に比べ費用を数万円単位で大幅に抑えられます。


引用元・参考データ
※一般社団法人日本自動車工業会「日本の自動車工業」および一般財団法人自動車検査登録情報協会「わが国の自動車保有動向」の公表データを参照。

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