しつこい営業で断れずに売却してしまう
車の一括査定などを利用して買取業者に査定を申し込むと、何度も電話がかかってくることがあります。一度きっぱり断ると電話をかけて来なくなる業者もありますが、なかには断られても営業の電話をかけ続け、しまいには訪問営業という手段をとる業者も存在します。しつこい営業で多いのは、時間帯を問わず電話をかけてくるパターンです。 日中ならともかく、深夜にも電話をかかってくる、無視すると電話にでるまでしつこくかけてくることもあります。電話だけなら着信拒否するといった手段も取れますが、なかには自宅を訪問してきて売却に承諾するまで居座るなどのしつこい営業をする業者もいます。こうした営業で断りきれない状況にして、査定から売却までこぎつけようとする事例もあり、業者との間でトラブルに巻き込まれてしまうことも多いです。
売却キャンセルに関するトラブル
車の売却を決めたあと、なんらかの事情でキャンセルを希望するケースもあります。注意したいのは、車の売却の際にはクーリングオフは適用されず、一度売買契約を結ぶと基本的にはキャンセルできないことがある という点です。キャンセルができないケースがあるほかにも、キャンセルは可能でも高いキャンセル料をとられてしまうことがあります。
査定後の値下げやそのほかのトラブル
査定をしてから売却をする際によくあるのが、査定のときの見積もりよりも金額を下げられてしまうというトラブルです。 売却をしてから車に不具合が見つかったなどの理由から、減額請求や代金の一部返却を求められるといったことがあります。ただし、車の査定を依頼する側が修復歴や故障を隠していたことなどから、後から返金を求められてしまうケースもあります。
また、査定や売却をめぐるトラブルのほかにも、個人情報を承諾なしに利用されてしまうことがあります。査定を依頼しただけなのに、連絡用のメールアドレスに許可していないメルマガが届くようになったなどのパターンです。車の売却をめぐるトラブルでは、個人情報を不正利用される可能性もあるので注意する必要があります。
トラブルに巻き込まれないポイント
トラブルに巻き込まれないために注意すべきポイントの一つとして、査定の際に納得できない場合は、車を売却する意思を伝えないことです。口頭だけでも売る意思を伝えてしまうと、契約が成立してしまう可能性があります。 査定に納得しない場合やまだ検討したい場合は、「売る」といった発言をなるべく避けるのがベストです。査定の際には疑問に思ったことは細かく確認し、不安を解消しておくのもトラブルを避けるポイントとなります。金額などに不満がない場合でも、その場では契約せず業者の対応や査定の内容を振り返り、しっかり検討することが大切です。
修復歴は偽らずに伝える
車を売却する際は、修復歴や事故歴などを偽らず、なるべく正確に買取業者に伝えるようにするのがポイントです。 もし修復歴などを申告しなかった場合、減額請求や売却代金の一部返還を求められる可能性があります。こうしたトラブルを避けるために修復歴は正確に伝えて、ほかにも気になるところがあれば、不具合がないかどうかを確認するように伝えることが大切です。修復歴や気になる点を伝えなかったために、それを利用して減額請求しようとする業者も存在します。車の買い取りを依頼する際は信頼できる業者を探すことも、トラブルを避ける上で重要なポイントとなります。
もしトラブルにあってしまったら
車の売却をするときにトラブルに巻き込まれてしまったら、一人で解決することは難しいです。売却キャンセルの問題や査定後の値下げなどトラブルにあった場合は、プロに相談することが大切です。トラブルを相談する窓口として、消費生活の問題を取り扱っている国民生活センターがあります。ほかにも、中古車買取のガイドライン制定をすすめるJPUC車売却消費者相談室や、弁護士に相談するといった手段をとることができます。一人で解決しようとせず、トラブルに巻き込まれてしまった場合、相談に対応する窓口を頼るのも手です。
トラブルに巻き込まれないために
車売却時に起こる可能性のあるさまざまなトラブルに巻き込まれないように、買取業者や査定業者は慎重に選ぶことが大切です。
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