乗りつぶす?買い替える? お得なのはどっち?
車は高い買い物でもあるため、購入後には乗りつぶすべきか買い替えるべきか悩んでしまう人も多いでしょう。実は車は乗りつぶすまで乗った方が得です。というのも、新車で購入した時から30年乗ると仮定した場合と、3年で乗り換えるケース、さらに13年で乗り換える場合とで計算してみると約700万円もの差が出ます。しかしながら、車を購入する際には10年先のことも考えなくてはいけません。
車を乗り換える理由として最も多いのが生活環境の変化であり、子供が生まれることや親と同居を始めて家族が増えること、さらに介護の必要が生じることなどにより車を使用する目的が変化します。その他にも家計の状況も影響して車を買い替える必要に迫られることもあるでしょう。そのように長い目で見ると同じ車を30年も乗り続けることは難しいとも言えます。そのため、最適なタイミングで車の売却ができれば、買い替えたほうがお得であり、暮らしやすくなる可能性があります。
おすすめはコレ!車を買い替えるタイミング
車を買い替えるタイミングにはいくつかありますが、次のようなタイミングで買い替えるのがおすすめです。
自動車税の支払い前や自動車税が高くなる前
車検のタイミング
車の年式や走行距離を目安にする
ローンが終わるとき
まず、自動車税というのは毎年4月1日の時点での所有者が4月~翌3月の1年分を支払います。そのため、4月になる前に買い替えておくと、4月からの自動車税で得をする ことが考えられます。そのうえ、車の年式が一定以上古くなると自動車税や重量税といった車にかかる税金が高くなってしまいます。そのため、車にかかる税金が上がってしまう前に税金の安い車に乗り換える のもいいでしょう。税金が高くなるのは新車登録から13年以上経過した時と18年以上経過した場合の2回 ですのでそのタイミングには気を付けておくのをおすすめします。
また、車検切れのタイミングも買い替えには適しています。車検を通すにはそれなりの費用が掛かりますので、その分を節約 し、新しい車を買うというのはひとつの方法でもあります。
さらに車の年式や走行距離も買い替えの目安となるでしょう。車は5年落ちや走行5万キロをこえると査定価格の節目となります。その後10年落ちや10万キロを突破すると2回目の節目が訪れてしまいます。
この節目をこえると査定価格に大きく影響してしまいますので、高く売ることができなくなってしまうのです。特に国産車の多くは2回目の節目で価値がつかなくなるケースも多く みられます。2世代以上前のモデルでは人気も落ち、10万キロを超えるとメンテナンスなどの維持費もかかってしまいます。そういった理由から節目をこえないタイミングで買い替えるのがおすすめです。
その他にもローン終了時に車を買い替える方法があります。ローンが60回払いの場合には5年でローンが終了します。しかしローンの支払いが終わった時点では2回目の車検が切れてしまいますので、2回目の車検の2~3カ月前を目標に買い替えるのがいいでしょう。
車を買い替える目的も考えておこう
車を買い替える際には買い替える目的もしっかりと見直すことが必要です。
維持費を下げる目的
ライフスタイルの変化に合わせたい
一昔前には車は10年10万キロ持つと言われてきました。しかし、現在では技術の向上により10年ほど乗り続けることが可能です。ですが、車は古くなればなるほど修理が必要になり、修理代が嵩みます。さらに新車購入から13年以降には重量税も高くなってしまいます。そのため、車にかかる維持費がどんどん高くなってしまいますので、維持費をおさえるために車を買い替えることを視野に入れるのもいいでしょう。
また、生活のスタイルやシーンに合わせて車を買い替えたい 人も多くみられます。税金をおさえ、小回りが利く車への乗り替えを希望して軽自動車を選択する人や、高齢になり安全装置が付いている車を選択する人もいます。その他にも家族が増えることで大型のワゴン車が必要になる人や、キャンプに行くために荷物スペースが広く取られた車に買い替えたい人もいるでしょう。そういった生活スタイルに合わせて車を買い替えるとストレスなく楽しい毎日が過ごせるようになります。
車はタイミングを選んで上手に買い替えよう
車を買い替えるかどうかを悩んでいる場合には、上記で紹介したタイミングや目的を考え、少しでも高値で買取ができるようにすると良いでしょう。もし買取に関して不安がある場合や、買取の査定をご希望のお客様は、ぜひアップルへご相談ください。