アップル タイアップ映画 「湾岸ミッドナイト THE MOVIE」
以前勤めていた会社でのこと。私を含めた従業員4人で、スバル・サンバーバンに乗って、近くのコンビニへ昼食を買いに出掛けたことがあります。
後部座席で揺られながら、エンジン音を聞いていると、漫画 湾岸ミッドナイトのセリフが浮かんできました。
「そういえば、サンバーはRR(リアエンジン・リアドライブ)だ。すると、サンバーの命(いのち)は、トラクション・・・・・・。」
それを聞いた、後輩が続けます。
「ゆえに、フロントリフトに悩まされる。皮肉だ。」
すかさず、メカニックのMさんがツッコミます。
「サンバーのパワーじゃ、フロントリフトに悩まされないから。皮肉でもなんでもないから。」
更に、私。
「コーナー進入時、ブレーキングによる加重移動で、前後重量配分が50:50になる・・・・・・。」
後輩。
「絶妙なコーナリング性能。」
私。
「おまけに、売ってるまんまで、ツクバ(筑波サーキット)でポンと1分4秒台。」
メカニックMさん。
「この車で飛ばしたら、絶妙にひっくり返るから。サンバーどんなにイジっても、1分4秒台、無理だから。(ポルシェ)964RSじゃないから。」
メカニックYさん。
「だめだこりゃ。湾岸ミッドナイトにハマり過ぎ。」
アップル本部から、湾岸ミッドナイト THE MOVIEのポスターとチラシが、販促ツールとして送られて来たとき、こんなやり取りが思い起こされました。
この映画、若い人は、イケメン男子や、かわいい女子に注目してもよいでしょう。また、おじさんは、昔のスポーツカーを懐かしんでもよいでしょう。ただ、私のように「走り屋気取りのお兄さん」だった人は、ご覧になったあとの運転には、お気をつけて。「本物」の真似は危険です。絶対にヤメましょう。